地方行政の歴史ある洋館
旧雄勝郡議事堂
(きゅうおがちぐんぎじどう)
雄勝郡会議事堂は明治23年(1890)に工事着工し、翌24年(1891)1月25日に竣工祝賀会を行っています。
建築面積241.8平方m、屋根は寄棟、土台は眠り目地の二階建て洋風建築物です。
設計担当はドイツ人、工事担当は湯沢町根小屋町の阿部孫四郎氏です。
大正12年(1923)湯沢町雄勝郡会選出議員の、高久多吉・今泉秀理両氏が湯沢町に払い下げを受けたもので、その後湯沢町公会堂・雄勝地方事務所・町役場・市役所・公民館・図書館に利用され、昭和57年(1982)9月まで使用されました。昭和59年(1984)全面改築され、現在の姿となっています。
この建物は、秋田県内に残る代表的な明治時代の洋風官衙(かんが)建築物として価値があり、また地方行政制度の変遷を知るうえで貴重な遺構となっています。昭和50年、秋田県指定有形文化財に指定されています。
| 住所 | 秋田県湯沢市北荒町2番20号 |
|---|---|
| お問い合わせ | 湯沢市教育委員会生涯学習課社会教育文化班 TEL:0183-73-2163 FAX:0183-72-8515 |
| 交通アクセス | 車→湯沢横手道路 湯沢ICから車で約5分 |
| JR→奥羽本線 湯沢駅 徒歩10分 | |
| 地図 |
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| 開館日 | 4月15日から11月29日まで 午前9時30分から午後4時30分まで 雄勝郡会議事堂記念館 TEL:0183-72-1806 |
| 駐車場 | 無 |